永代供養塔のご案内

Perpetual Memorial Tower

境内の本堂左手奥には「普門寺 永代供養塔」が建っています。この永代供養塔は当山にご縁のある亡きみ魂(ご遺骨)を納める合葬墓で、令和3年6月、それまで無縁供養塔が建っていた場所に建立いたしました。

永代供養塔の特徴

弘法大師の集字

供養塔正面に刻まれている永代供養塔の題字は、弘法大師空海さまがお書きになられた数ある書の中から集字いたしました。

金剛界大日如来

題字の上部には真言宗智山派の僧侶で仏画師の牧宥恵先生によって描かれた金剛界大日如来さまがご遺骨をやさしくお守りいたします。

永代供養について

近年の少子高齢化などにより、今後はお墓を守ってゆく方が途絶えていくことが予想されます。普門寺のお檀家さんで「永代供養をしたい」というお申し出があれば、永代供養塔へご遺骨を移します。また新たに普門寺の檀徒となって頂ければ、永代供養塔へ納骨することができます。

詳しくは普門寺へお尋ねください。

永代供養塔 全景
永代供養塔 正面詳細
永代供養塔 側面
この永代供養塔は当山にご縁のある亡きみ魂(ご遺骨)を納める合葬墓で、令和3年6月、それまで無縁供養塔が建っていた場所に建立いたしました。

普門寺の歴史

Temple History

文永4年(1267年)

寺院の起源

文永4年の板碑があることから、740年以上の歴史を持つ古刹であると推測されます。正確な開山時期は明らかではありませんが、この時代から続く由緒ある寺院です。

延宝6年(1678年)

観音堂の完成

正観世音菩薩(秘仏)を安置している朱塗りの観音堂が完成。三間四面造りの美しい建物で、武蔵国三十三観音霊場の第二十四番札所として多くの参拝者が訪れます。

平成20年(2008年)

本堂新築事業

本堂新築事業の際に、御本尊である県内でも珍しい胎蔵界大日如来が修復されました。

令和3年(2021年)

永代供養塔建立

6月に永代供養塔が建立されました。弘法大師の集字による題字と金剛界大日如来の仏画が特徴的な現代の供養施設です。

境内のご案内

Temple Grounds Guide

普門寺本堂

本堂

御本尊である胎蔵界大日如来を安置する本堂。平成20年に新築され、現代的な設備を備えながらも伝統的な美しさを保っています。

普門寺観音堂

観音堂

延宝6年(1678年)完成の朱塗りの美しい建物。正観世音菩薩(秘仏)を安置し、12年に一度、午年の4月に11日間だけ開扉されます。

普門寺永代供養塔

永代供養塔

令和3年6月建立。弘法大師の集字による題字と金剛界大日如来の仏画が特徴。当山にご縁のある方々の永代供養を行います。

普門寺六地蔵尊

六地蔵尊

山門より境内に入った右側に祀られています。正徳2年(1712年)建立の歴史ある石像群で、参拝者の心の支えとなっています。

寺院情報

Temple Information

宗派・霊場

宗派:真言宗智山派

山号:熊野山(ゆやさん)

院号:観音院

本山:安行原密藏院の末寺

霊場:

  • 武蔵国三十三観音霊場 第二十四番札所
  • 武蔵国八十八ヶ所霊場 第七十九番札所

御本尊・安置仏

御本尊:胎蔵界大日如来

観音堂:正観世音菩薩(秘仏)

特徴:県内でも珍しい胎蔵界大日如来を御本尊とする寺院